忍者ブログ

タイ式マッサージ沙羅 /愛知県名古屋市

名古屋市昭和区山手通にあるタイ古式マッサージサロンです。地下鉄名城線・鶴舞線の八事駅直ぐにあります。☎052-833-5598 

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

最後の一枚の葉

こんばんは、名古屋のタイ式マサージ沙羅です。

今日、ある、お客様と最後の一枚の葉の物語について話をしました。何故?その話が出たのかは、経緯を忘れてしまいました。私の記憶の中で、この話は、病気でベッドに横になっている子が、窓の外の蔦の葉が散っていくのを数えながら最後の一枚が散った時に自分の命も消えていくのだと思っていたところ、最後の葉が散らなかった。それは、壁に描かれた絵だった。と言う話です。これしか記憶に無いので、前後して物語があると思っていた私は、家に帰ってネット上に公開されている作品を探して読んでみました。
オー・ヘンリー 著 「最後の一枚の葉」
うら覚えの物語の内容から、こんな大人になって再度、本編を読み返すなんて思ってもいませんでした。壁に絵を描いた画家が、雨に打たれながら描いた為に肺炎になって、たった2日で死んでしまったなんて忘れていました。

人間には運命と言う避けがたいモノがあるかもわからない。でも、自身の気持の持ち方で大きく物事は変わっていくのですね。死ぬなんて思っていなかったであろう画家は最後の絵を描くことによって死んでしまった。
この物語の彼女の場合は、生きる力を蔦の葉に託してしまった。自分で生きる力を捨ててしまった。
木の葉が落ちたら自分の命も消えると思っていた彼女は、本当の葉は落ちてしまったのに描かれた葉によって生きていく。

 この、物語の訴えるものと違うかも知れないが、悩み悩める辛い苦しい苦しむ、大小あるけれど、どんな時にも自分の負の気に負けないことだと思うし、私達には、、何時だって、蔦の葉を描いた画家のように、気付かないうちに助けてくれる何かがあるに違いないのです。(人だったり・物だったり・動物であったり・書物であったり・・・ets) 

昔の記憶から今日は、生きることを少しだけ考えさせられました。
PR