季節はめぐる

こんばんは、名古屋のタイ古式マッサージ沙羅です。

春には花が、夏には青々とした緑の葉、秋から初冬にかけては赤く染まった葉をつけ、冬には我慢の枝達、何年も何年もそこに立ち存在感を表しているのは、t中京大学の正門に立つ桜の木です。私が、交差点の信号待ちに毎日、眺め、何年も繰り返し見てきた光景です。四季折々、この1本の木は美しく変化しています。

その、桜木の前にある交差点の隅に途絶える事のなく花が、添えられています。多分、1年以上になります。そこで、若い命が亡くなったのです。（大学生のバイク単独事故）。交通死亡事故は、起きてはいけないことだけれど今の世の中、私の日常にも起こりうることかも知れません。添えられている花を見る度に、その、若者のまわりにいる沢山の人の悲しみを思います。命が、いとも簡単に消えてしまう事に胸が痛みます。

季節は、めぐる・めぐる。そこを通る私も変わらず桜木を見上げ、交差点の隅にある花々を見つめ、桜木の美しさに心打たれ、足元に眠った見も知らぬ若者の短かった命を想うのです。