実践経営哲学

こんばんは、名古屋のタイ式マッサージ沙羅です。

たまたま、そこにあった本を読んでみました。
松下幸之助さんの「実践経営哲学」なる本です。何かとても難しそうですが。中身はとてもわかりやすくシンプルです。最終章に「素直な心になること」とある。自分の日常にもとても為になる文章なのでその中から少し抜粋させて頂きます。

素直な心とは、言い換えればとらわれない心である。自分の利害とか感情、知識や先入観などにとらわれずに、物事をありのままにみようとする心である。人間は心にとらわれがあると物事をありのままにみる事ができない。　　中略　　素直な心は・・・・・・・・・真実の姿・物事の実相を知ることができる。　

この後、松下さんは、囲碁を例題に出して特別に先生に教わらなくても１万回程打てば初段に位になれるので素直な心をもてるようになりたい！と強く心に願って１万日すごせば３０年後には、素直な心の初段位にはなれるだろうと書いています。日々、その心を願うと言うことです。天地自然の理に従って。ともあります。

余談ですが、今から願って30年後か・・・・・。素直な心で人生が終われる頃かもなあ～。それ共、あの世で素直な心初段かな？

私達にあてはめれば、日々、無理をせず自然（雨が降れば傘をさすように）に従い素直な心で生きていく事が人生の真の幸せに出会えることなんだと、いうことでしょうか？納得です。

仏教の教えに「慈悲喜捨」という言葉があります。。沙羅のタイ式マッサージスクールの理念としてもＨＰに掲載させて頂いていますが、迷いのある時、心が支えたとき、心が醜くなった時に何度も読み返します。松下さんのいう（上記のような）言葉と繋がるものがあります。

私達も天地自然の理に従って素直な心でタイ式マッサージが出来るように日々願いたいと思います。